【大田原】日本女子ソフトボールリーグに所属する実業団チームの選手らが30日、市内の小学校4校(金丸、両郷中央、奥沢、佐久山)を訪れ、子どもたちは選手と交流しながら競技の楽しさに触れた。
学校訪問は競技の普及などを目的に、同リーグが本年度から始めた。各節のリーグ戦を異なる地域で行うことから、それぞれの開催地で取り組んでいる。今回は第3節が31日と今月1日に市内で行われたことから実現した。
4校のうち、金丸小には「MORI ALL WAVE KANOYA」(鹿児島)と「花王コスメ小田原フェニックス」(神奈川)の両チームから選手10人や監督らが訪問。体育館に集まった約80人の児童は、バットの握り方やボールの投げ方などを優しく教わり、選手とのキャッチボールや数字を書いた的にボールを投げて当てるストラックアウトなどを楽しんだ。
5年岡田航平(おかだこうへい)さん(11)は「初めてだったけど、選手が丁寧に教えてくれて楽しかった」と笑顔。地元のソフトボールチームで外野手としてプレーする6年池田望乃(いけだのの)さん(12)は「バッティングする時の足の運び方など、体の使い方が参考になった」と感謝していた。