男子ダブルス2回戦 ポイントを奪う荒井大輔(右)、真田卓組=パリ(共同)

 パリ・パラリンピック第6日の2日、バドミントン女子シングルス(車いすWH1)決勝で、里見紗李奈(さとみ・さりな)(26)=NTT都市開発=がタイ選手に2-1で逆転勝ちし、2大会連続の金メダルを獲得した。

 1日は陸上男子100メートル(視覚障害T13)で初出場の川上秀太(かわかみ・しゅうた)(25)=アスピカ=が10秒80をマークし、外国勢の層が厚い視覚障害の短距離種目で銅メダルを獲得した。

 バドミントンのダブルス(車いす)では、女子の里見、山崎悠麻(やまざき・ゆま)(36)組=NTT都市開発=が中国ペアに屈し、2連覇を逃して銀メダル。男子の梶原大暉(かじわら・だいき)(22)=ダイハツ、村山浩(むらやま・ひろし)(50)=SMBCグリーンサービス=組は松本卓巳(まつもと・たくみ)(30)=創政建設、長島理(ながしま・おさむ)(44)=リクシル=組を退け、2大会連続の「銅」だった。

 ボッチャ女子(脳性まひBC1)の遠藤裕美(えんどう・ひろみ)(38)=福島県協会=も3位で表彰台に上った。

  車いすテニスは1日、女子ダブルスの大谷桃子(おおたにももこ)(栃木市出身、かんぽ生命)高室冴綺(たかむろさき)(スタートライン)組が準々決勝でオランダペアに0-2で敗れ、男子ダブルスの真田卓(さなだたかし)(那須塩原市出身、TOPPN)荒井大輔(あらいだいすけ)(BNPパリバ)組も2回戦でブラジルペアにマッチタイブレークの末に敗れた。