共産党県委員会と党県議団は3日、福田富一(ふくだとみかず)知事と阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長に対し那須、栃木両特別支援学校寄宿舎の存続などを求め、申し入れを行った。
寄宿舎を巡っては、県教委が2024年度末で閉舎する方針を正式決定。申し入れでは「保護者や県民の『障害のある児童生徒の成長の場を奪わないでください』という訴えに応えるべきだ」などとして方針の撤回を求めた。
同日、県立夜間中学の設置に関する要望書も提出した。可能な限り小規模学級とし、個別学習を支援する体制の確保などを求めた。