帝国データバンク宇都宮支店が5日までに実施したカスタマーハラスメント(カスハラ)に関する調査で、直近1年間に被害があったと答えた企業は17・2%だったことが分かった。

 業界別に見ると小売業では5割、サービス業では4割近い企業が被害があったと答えており、同支店の担当者は「顧客に直接接する機会の多い業界がカスハラ被害の割合が高い傾向にある」と分析している。