気軽に楽しむ生涯スポーツの振興を図る「第78回全国レクリエーション大会2024とちぎ」が6日開幕し、メイン会場となる宇都宮市宮みらいの「ライトキューブ宇都宮」で総合開会式が行われた。8日までの3日間、県内10市町で幅広い世代が交流する。
日本レクリエーション協会などが主催。本県開催は1953年の7回大会以来71年ぶり2度目で、県内外から約1万人が参加する。
総合開会式には、ドッジボールやフォークダンスなど各種目に出場する関係者約1100人が集まった。同協会の樋口修資(ひぐちのぶもと)理事長は「健康と穏やかな社会をつくるレクリエーションの意義を全国へ発信したい」とあいさつ。子どもたちによるダンスや和太鼓演奏など、歓迎セレモニーが会場を盛り上げた。
式には故寛仁(ともひと)親王の長女彬子(あきこ)さまが出席された。
交流種目は、塩谷町で「陸上のカーリング」とも呼ばれるユニカール、下野市でキンボールスポーツなど19種目を実施する。メイン会場では関係者がレクリエーションに関する研究や実践の成果を披露するフォーラムのほか、レク種目の体験コーナーも展開する。