県内で2023年に車の運転免許を自主返納した人は前年比622人(9.3%)減の6098人で、19年から4年連続で減少したことが6日までに、県警への取材で分かった。19年は東京・池袋で暴走した高齢者の車に母子らがはねられた死傷事故などの影響で、返納者は過去最多だった。その後の減少について、県警は「新型コロナウイルス禍で密を避けて車で移動する人が増え、その傾向が続いているのでは」とみる。そうした中、県などは自主返納を促進する取り組みも行っている。
県警運転免許管理課によると、過去10年の自主返納者数は14年の2547人から毎年増加。5年後の19年がピークで3倍超の8413人に上った。しかし新型コロナ感染が拡大した20年は7818人に減り、減少傾向が続いている。
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