【小山】市で幼い兄弟が虐待で命を落とした事件が12日で発生から20年となる中、浅野正富(あさのまさとみ)市長は11日の定例記者会見で、児童虐待防止の啓発活動として市内の民間団体が発案し全国に広がった「オレンジリボンキャンペーン」に関連したイベントを相次いで展開し、子育て支援体制の強化につなげる考えを示した。浅野市長は「『こどもどまんなか社会』実現のため、児童虐待は絶対にあってはいけない。行政のみでなく民間団体と連携し撲滅に向けてしっかり取り組む」と強調した。
同キャンペーンは2004年9月、虐待を受けた幼い兄弟が市内の思川に投げ落とされ殺害された小山事件を機に、市内の市民団体「カンガルーOYAMA」の発案で始まった。
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