栃木県は12日、県内75の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。2~8日の1週間に報告された感染者は計695人(前週768人)で、1医療機関当たりの平均は9・27人(同10・24人)となり、2週連続で減少した。

 定点医療機関は休診に伴い通常より1カ所少ない。

 インフルエンザの感染者数は3週間ぶりに増加し5人(同3人)。1医療機関当たりの平均は0・07人。

 新型コロナでは、6保健所管内別で1医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県東で12・25人。安足10・09人、県南10・06人、県北9・38人、宇都宮9・17人と続き、最も少ない県西は3・50人だった。

 年代別では最多の10代が152人。10歳未満120人、70代81人、50代75人などと続いた。