優勝し主将の勝田(上)を胴上げするなどして喜ぶ真岡クラブの選手ら=14日午後0時40分、小山運動公園野球場

1回、真岡クラブの佐藤が先頭打者本塁打を放つ=小山運動公園野球場

優勝し主将の勝田(上)を胴上げするなどして喜ぶ真岡クラブの選手ら=14日午後0時40分、小山運動公園野球場 1回、真岡クラブの佐藤が先頭打者本塁打を放つ=小山運動公園野球場

 下野新聞社杯第55回記念県学童軟式野球大会最終日は14日、小山市の小山運動公園野球場で決勝が行われ、真岡クラブ(真岡)が11-1で瑞穂野BBC(宇都宮)を破り、13年ぶり2度目の優勝。昨秋のノーブルホームカップ関東秋季大会県予選、5月のガスワンカップ県選手権と合わせ、県内3冠を飾った。

 真岡クラブは前半の三回までに大量11得点。初回は佐藤稜真(さとうりょうま)の先頭打者本塁打、川又崇雅(かわまたしゅうが)の右前適時打などで4点。三回は勝田透羽(かつたとわ)、佐藤の本塁打など長短6安打で7点を挙げた。

 瑞穂野BBCは相手投手陣に五回まで散発の2安打に抑えられ、最終六回は2死から橋本悠成(はしもとゆうせい)の本塁打で1点を返したものの続かなかった。

◆自慢の強打、大一番でも 真岡

 1試合平均10得点以上の打撃力を誇る真岡クラブが、決勝でも実力をいかんなく発揮した。勝田隆志(かつたたかし)監督も胸を張り、「チームの強さを証明できた」と攻守盤石な試合運びだった。