【野木】野木の町煉瓦(れんが)窯・野木ホフマン館で10月19、20の両日「第7回野木町煉瓦窯 秋フェスタ」(町煉瓦窯イベント実行委員会主催)が開かれる。
同町の煉瓦窯は、明治以降赤れんがの生産で北関東の近代産業を支えた。1971年のれんが製造終了後も町のシンボル的存在として残り続けている。
今回は同煉瓦窯に隣接する「乗馬クラブクレイン栃木」で乗馬体験(写真撮影のみ500円、引き馬千円)ができるほか、ポニーの「エジマルくん」と触れ合える広場も設置する。
19日は町や小山市、茨城県古河市などで活動する雅楽ユニット「雅楽バサラ」が演奏を披露する。同ユニットは昨年10月に結成。渡良瀬遊水地のヨシを篳篥(ひちりき)のリードに使ったのをきっかけに、同遊水地周辺の市町で演奏している。
そのほか、会場ではボランティアガイドによる煉瓦窯の見学ツアー(無料)や「れんが粘土に触れてみよう」(300円)、「石窯料理を楽しもう」(500円)、「れんが積み体験をしよう」(無料)などれんがにちなんだワークショップが行われる。飲食店や小物・雑貨店などの模擬店も多く出店しイベントを盛り上げる。
町教委生涯学習課交流センター係の萩野翼(はぎのつばさ)さんは「雅楽ステージや乗馬体験、お子様向けにはポニー広場などと、年齢問わず楽しめる内容になっています」と来場を呼びかけている。
両日とも午前9時~午後4時。雨天決行。(問)同館0280・33・6667。