鳥取県で10月19~22日に開かれる第36回全国健康福祉祭「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」に参加する本県選手団の結団式が17日、宇都宮市野沢町のパルティで行われ、選手らが大会での健闘を誓った。
大会は毎年、厚生労働省と開催都道府県が主催し、主に60歳以上を対象に開く。今回の本県選手団は136人(うち役員10人)で、卓球やテニス、ソフトボール、将棋、健康マージャンなど19種目に出場する。
平均年齢は70・2歳で初めて70歳を超えた。最高齢は水泳の那須芙美子(なすふみこ)さん(88)=那須塩原市=で、男性最高齢は卓球の沼尾憲彌(ぬまおけんや)さん(86)=日光市。旗手はソフトバレーボールの神山繁(かみやましげる)さん(72)=宇都宮市=が務める。
福田富一(ふくだとみかず)知事は「日頃の鍛錬の成果を十分に発揮し、人々に元気を与えるはつらつとしたプレーを披露してほしい」と激励。太極拳の高橋慎一(たははししんいち)さん(80)=矢板市=が「全国の皆さまと交流を深め、栃木を発信し、日頃の成果を十分に発揮し正々堂々と競技することを誓う」などと選手宣誓した。