JR東日本高崎支社や東武鉄道、わたらせ渓谷鉄道などは10月12日、「SL大樹(たいじゅ)」など各社の列車を乗り継いで栃木、群馬両県を周遊する東京発の日帰りツアーを行う。路線の知名度向上などを目的に共同で初企画した。同2日まで参加申し込みを受け付けている。
同支社によると、ツアーは朝7時にJR東京駅を出発し群馬県へ。高崎駅から電気機関車「ELぐんまきりゅう」に乗り、両毛線からわたらせ渓谷鉄道に乗り換える。足尾駅からバスで東武鉄道下今市駅に移動し、SL大樹で鬼怒川温泉駅へ向かう。特急「スペーシアX」で浅草駅に戻る約12時間の鉄道旅だ。
普段は立ち入れない場所の見学の他、缶バッジや記念乗車証などの配布、各社社員のトークショーや記念撮影会などのイベントが多数企画されている。
募集人員は40人。代金は大人4万1千円、小学生3万6千円。JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトから申し込む。