第59回県知事盃争奪ゴルフ大会(県ゴルフ連盟、県ゴルフ場協議会、下野新聞社主催)は17日、さくら市のセブンハンドレッドC(5825ヤード、パー72)でクイーンズの部決勝が行われ、林美由樹(はやしみゆき)(宇都宮)がパープレーの72で初優勝を飾った。
同部門は50歳以上の女性が対象。曇り、微風と絶好のコンディションの中、予選を勝ち抜いた103人が出場。長い距離と難度の高いグリーンに70台はわずか6人だった。
10番スタートの林は16、18番でバーディーを奪うなど前半を1アンダー35で単独トップに立った。後半は1、3番をバーディーで一時3アンダーとしたが、終盤5ホールで3ボギー。2位に1打差で逃げ切った。
2位は3日のミッドクイーンズの部で初優勝した加藤仁美(かとうひとみ)(那須塩原)。アウトを36で2位グループにつけた。インは12番でバーディーを奪って1アンダーとしたが、12、15番でボギー。通算1オーバーの73で及ばなかった。3位には前回大会35位の五十木節子(いそぎせつこ)(足利)が74で食い込んだ。
優勝4度を誇る鯉沼良美(こいぬまよしみ)(東京)は10位、同3度の平野(ひらの)いずみ(同)は22位だった。
21日は高根沢町の県民ゴルフ場でジュニアの部決勝が行われる。
緊張はねのけ思い成就
ホールアウト後に初優勝を確信した林美由樹(はやしみゆき)(宇都宮)。「いつもより緊張の連続」としつつ、「いつかはと狙っていた大会。うれしい」と表情を崩した。
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