さくら市の自宅で2023年1月、同居する妹の首を絞めて殺害したとして殺人罪に問われた同市、無職の男被告(40)の控訴審判決公判が19日、東京高裁で開かれた。

 石井俊和(いしいとしかず)裁判長は、懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡した一審宇都宮地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告の控訴を棄却した。

 弁護側は控訴審で量刑は重過ぎて不当であり、執行猶予付判決が相当と訴えていた。