第77回秋季県高校野球大会第5日は21日、宇都宮市の清原球場など3球場で2回戦8試合が行われ、3連覇を狙う作新学院は斎藤奨真(さいとうしょうま)が今大会初の無安打無得点試合を達成し、上三川に3-0で快勝。このほか国学院栃木、鹿沼商工などが3回戦に進んだ。
作新学院の斎藤は最速140キロの直球を軸に計15奪三振。打線は四回に小川亜怜(おがわあれん)の適時打で先制し、八回も小川の適時二塁打などで2点を加えた。
国学院栃木は白鴎大足利にサヨナラ勝ち。3-3で迎えたタイブレークの延長十回、途中出場の山本叶大(やまもとかなた)が右越えに決勝打を放った。鹿沼商工はシード茂木に6-5で逆転勝ち。八回に3点差を追い付き、九回は1死三塁から増山泰成(ましやまたいせい)の中前適時打で決勝点を挙げた。
大会第6日は22日、同球場ほかで3回戦4試合が行われる。