【佐野】市の三大祭りの一つ「第35回くずう原人まつり」(むらおこし実行委員会主催)が22日、嘉多山町の嘉多山公園で開かれ、訪れた多くの家族連れらが各種イベントを楽しんだ。
地域おこしの一環として毎年開催している。一時あいにくの雨に見舞われたが、市内の小中高生らがメインステージに登場。「灼熱(しゃくねつ)のサンシャインライブ~和太鼓の共演」と題し、雨を吹き飛ばすような力強い演奏やダンスを披露した。
「ふれあいどうぶつ園」ではカピバラやモルモットなどにエサやりができ、子どもたちの人気を集めた。石塚小3年荒川優弦(あらかわゆいと)さん(9)は「初めてハリネズミに触った。これから化石発掘体験も楽しみ」と笑顔で話した。
初日の21日は初の試みとして「ハワイアンナイト2024」を開催。生演奏に合わせて市内外のフラダンスクラブなどが踊り、会場を盛り上げた。
同実行委の奥沢昇(おくざわのぼる)委員長(74)は「2日間で地域が輝いているように見える。来年再来年と続けていきたい」と話した。