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福田知事(右)から激励を受ける鈴木技師(中央)=24日午前、県庁

 栃木県は10月1日から、能登半島地震で被災した石川県穴水町の復旧や復興を支援するため、農村振興課の鈴木(すずき)なずな技師(26)を派遣する。

 県庁で24日、福田富一(ふくだとみかず)知事らが鈴木技師を激励した。福田知事は「持てる力を大いに発揮してきてほしい」と話した。

 鈴木技師は2025年3月末まで、農地や農業施設の災害調査や査定、工事発注などを担う。

 報道陣の取材に対し「かつての上司から『災害派遣は勉強になる』と聞いていたので、志願した。早く環境に適応して一日でも早く戦力になれるようにしたい」と抱負を述べた。