日陰は既に八分咲きで週末には見頃を迎えるヒガンバナ

日陰は既に八分咲きで週末には見頃を迎えるヒガンバナ

日陰は既に八分咲きで週末には見頃を迎えるヒガンバナ 日陰は既に八分咲きで週末には見頃を迎えるヒガンバナ

 【茂木】小井戸の城山公園でヒガンバナが間もなく見頃を迎える。夏の厳しい暑さなどで昨年同様に開花は遅れているが、同公園中腹の「聖徳太子の碑」付近は日陰で気温も抑えられたため既に八分咲きに。広がり始めた“赤いじゅうたん”が訪れる人たちの目を楽しませている。

 市街地を見下ろす同公園の斜面には約55万株のヒガンバナが植えられている。今年も開花が遅れたため、一般車両の乗り入れが禁止となりシャトルバスが出る「彼岸花ウィーク」も3日遅れの24日に始まった。

 25日現在、全体の開花は5割ほど。しかし気温も落ち着いてきたため、週末にはまとまった開花が期待できるという。宇都宮市西川田町、会社員王元(おうげん)さん(30)は「県外でもいろいろ花の写真を撮っているが、ここは花も多く本当にきれい」とカメラ片手に話していた。

 「彼岸花ウィーク」は10月3日まで。茂木駅北西のグリーンパークもてぎから有料シャトルバスが出ている。