キャンペーンで配布する記念品の一部

 【那須烏山】10月31日告示、11月17日投開票の県知事選の投票率向上を目指し、市選挙管理委員会は期日前投票所を訪れた親子に記念品を配る初のキャンペーンを行う。

 子連れでも投票所を訪れることができることのPRや、子どもの主権者教育などが狙い。

 期日前投票期間は同1~16日。キャンペーンは、市役所烏山、南那須の両庁舎の期日前投票所や、8、9の両日に市内4カ所に開設される臨時期日前投票所などを親と訪れた小学生以下の子どもが対象。ノートやクリアファイルといった記念品を中身が分からないように包装し、子どもが自由に選ぶ。先着200人限定。

 同選管によると、幼少期に投票所に行った経験がある子どもは有権者になっても投票する傾向が高いという。担当者は「投票する親の姿や投票所の雰囲気を子どもに知ってもらい、将来の投票にもつなげたい」と話した。