県は3日、県内75の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。9月23~29日の1週間に報告された感染者は計304人(前週462人)で、1医療機関当たりの平均は4・05人(同6・16人)となり、5週連続で減少した。定点医療機関は、休診に伴い通常より1カ所少ない。
インフルエンザの感染者数は2週間ぶりに増加し、48人。前週の10人から急増した。1医療機関当たりの平均は0・64人。
新型コロナでは、6保健所管内別で1医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県東で5・88人。県北が4・69人、県南が4・06人、安足が4・00人、宇都宮が3・67人と続き、最も少ない県西は2・13人だった。
年代別では最多の10代が55人。70代47人、80歳以上と10歳未満が各36人などと続いた。