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 第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」は5日、佐賀市の佐賀県SAGAサンライズパーク陸上競技場で総合開会式が行われ、15日まで11日間にわたるスポーツの祭典が開幕。本県選手団は5競技約70人が参加し、イチゴをイメージした赤いジャージー姿で堂々と行進した。

堂々と入場行進する本県選手団=5日午後3時35分、佐賀市の佐賀県SAGAサンライズパーク陸上競技場
堂々と入場行進する本県選手団=5日午後3時35分、佐賀市の佐賀県SAGAサンライズパーク陸上競技場

 佐賀県での開催は1976年の「若楠国体」以来48年ぶり。国民体育大会から名称が変わり初めての大会となる。会期前競技を含め37の正式競技と特別競技の高校野球が行われ、選手や監督ら約2万2千人が参加する。

 式典は午後3時15分から始まり、天皇、皇后両陛下も出席された。天皇陛下は壇上で「新たな大会の幕開けとして、長く心に残る実り多いものとなることを期待している」などと述べた。

 本県選手団は旗手を務めるラグビー女子の内海春菜子(うつみはなこ)(24)=国学院栃木高出、YOKOHAMA TKM=を先頭に45番目に入場。笑顔で歓声に応えながら場内を練り歩いた。