5回、宇工の宇塚(左)が本塁へ突入した三走の生還を阻止=清原

 第77回秋季県高校野球大会最終日は6日、清原球場で決勝を行い、16安打の佐野日大が9-4で宇都宮工との打ち合いを制した。

 四回まで佐野日大が先手を取り、宇都宮工が追い付く両者譲らぬ前半戦となった。しかし4-4の五回に佐野日大が勝ち越すと、六回に一挙4得点を挙げて主導権を握り、そのまま逃げ切った。宇都宮工は11安打を放ったが中盤以降に得点機での一本が出なかった。

 両チームとも前日完投のエースが登板回避した決勝で、打ち合いは宇都宮工の想定通りだった。