弓道少年男子近的決勝 優勝した本県選抜の(左から)鎌田、阿久津、熊倉=佐賀県多久市緑が丘弓道場

 第78回国民スポーツ大会第3日は6、7の両日、佐賀県多久市緑が丘弓道場ほかで各競技が行われ、弓道少年男子近的の本県選抜が2連覇を飾った。レスリング少年男子グレコローマンスタイル125キロ級は阿部天臥(あべてんが)(足利大付高)が逆転で初優勝した。

 同80キロ級の本橋矢大(もとはしやひろ)(同)は準決勝で岡山代表に敗れ3位だった。

 ホッケーは成年男子が準決勝で福井に3-2で競り勝ち、大会4連覇に王手。成年女子は準々決勝で前回優勝の岐阜に1-1と善戦したが、シュートアウト戦の末に競り負けた。

 重量挙げは成年男子89キロ級の須藤之博(すとうゆきひろ)(早大)がスナッチ122キロ、ジャーク153キロのトータル275キロで13位。ゴルフは少年男子団体の12位が最高だった。

◆培った自信 重圧はねのけ

 予選と合わせ60射58中。弓道少年男子近的の本県選抜が圧倒的な強さで2連覇を飾った。「9月末の練習で全員が皆中して『いける』という確信があった。