「やっとかなった」「ほっとしている」。宇都宮市の新4号国道でのオートバイ男性死亡事故で、宇都宮地検が危険運転致死罪に起訴罪名の変更を請求した10日、遺族の佐々木多恵子(ささきたえこ)さん(60)は安堵(あんど)の表情を浮かべた。「なぜ危険運転にならないのか」。佐々木さんは地検に要望書を提出し、県内外で署名活動を展開。同じ思いを抱える交通遺族にも支えられた。宇都宮地裁が認めれば、被告は裁判員裁判で審理される。「ようやく土俵に上がれる」と思いを語った。

地検の訴因変更請求を受け、記者会見で思いを語る佐々木さん=10日午後0時55分、県庁記者クラブ
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