各地で対話集会や講演会を開いてきた毛塚氏。草の根運動で挑む

 「宇都宮の可能性を解き放ち、新しい宇都宮を一緒に作りましょう」

 9日夜、無所属新人で元茨城県つくば市副市長の毛塚幹人(けづかみきと)氏(33)が開いた決起集会。毛塚氏がそう呼びかけると、宇都宮市文化会館大ホールは大きな拍手に包まれた。事前申込1200人。1階席が7割ほど埋まった。“盟友”の五十嵐立青(いがらしたつお)つくば市長もエールを送り、毛塚氏は「まずは出発点。これをきっかけに熱を伝播(でんぱ)させたい」と意気込んだ。