宇都宮観光コンベンション協会は11日、馬場通り4丁目のうつのみや表参道スクエア2階・観光インフォメーションセンター壁面に縦2メートル、横4メートルの「口コミマップ&映えスポット」を設置した。
餃子(ぎょーざ)通りを訪れた若者に同センターへ立ち寄ってもらい、交流サイト(SNS)を通じた情報拡散を図るのが狙い。「宇都宮の地域資源」をテーマに、宇都宮アート&スポーツ専門学校芸術デザイン科2年の10人が夏休みの課題として計30点を制作。若手市職員らが審査した。
審査の結果、春夏秋冬でデザインを変更することとなり、4作品の採用が決まった。10月~来年1月にかけて展示されるカクテル賞には村野百香(むらのももか)さん(20)の作品が選ばれた。
採用作品は「カクテルの街」をテーマに、小人になってシェーカーを支えているような構図で写真を撮ることができるようなデザイン。また、村野さんは宇都宮タワーにぶら下がっているような構図が楽しめる作品でベストトリッキー賞も受賞した。
村野さんは「外部に作品が展示されるのは初めてなので、いろんな人の目に触れると思うとうれしい。家族連れも意識して制作したので、お子さんにも楽しんでほしい」と話した。
その他入賞作と展示時期は以下の通り。
ストロベリー賞(来年2~4月)村岡仁実(むらおかひとみ)▽ベストトリッキー賞(同5~7月)村野百香▽黄ぶな賞(同8~10月)斎藤舞菜(さいとうまいな)