【鹿沼】市民組織「かぬま選挙割実行委員会」は27日投開票の衆院選と、11月17日投開票の知事選・県議補選で、投票率アップを目指す「選挙割キャンペーン」を行う。市内の投票所で交付する「投票済証」を協賛店で提示すると、割引などの特典を受けられる。
今回は市内のスーパー「ヤオハン」全6店舗や飲食店、書店など18店が協賛。投票の動機付けだけでなく、商店の活性化も狙いだ。キャンペーン期間は「衆院選」が28日~11月10日、「知事選・県議補選」が11月18日~12月1日。協賛店や特典の一覧は市ホームページ上で確認できる。
選挙割は2015年の市議選時に市民有志が始め、今回が16、17回目。6月の市長選では協賛店を初めて公募し約2倍に増やしたこともあり、有権者数に対する投票済証の交付率13・6%、交付されたうちの利用率34・7%と、ともに昨年9月の市議選を約3~5ポイント上回り好調だった。
同実行委員会は「(衆院選と知事選の)両方投票に行けば、同じ店で2回特典を受けられる」と利用を呼びかける。(問)同実行委事務局(東部台コミュニティセンター内)0289・64・6421。