【佐野】植下町の佐野観光農園アグリタウンで11日、今季のイチゴ狩りが始まり、家族連れなどでにぎわった。
同園は主に生育が早い「とちあいか」を31棟のビニールハウスで育てている。11月下旬ごろからは「とちおとめ」と「スカイベリー」も始まり、3品種のイチゴ狩りが楽しめるという。
天候に恵まれた初日は、親子連れがイチゴ狩りに参加し、手のひらサイズの真っ赤に熟れたイチゴを堪能した。浅沼町、主婦井坂英子(いさかひでこ)さん(41)は10日に初めてイチゴを食べたという生後10カ月の娘志音(しおん)ちゃんと来場。「今年も食べ応えがあっておいしい。娘もイチゴの先をパクパク食べていた」と親子で旬の味覚を楽しんでいた。
同園によると、イチゴ狩りは5月のゴールデンウイーク明けまで楽しめるという。