閉店した店舗前に立つ靖枝さん

多くの客でにぎわった最終日の店内で接客する靖枝さん(右端)

多くの客で賑わった最終日の様子

閉店した店舗前に立つ靖枝さん 多くの客でにぎわった最終日の店内で接客する靖枝さん(右端) 多くの客で賑わった最終日の様子

 【足利】55年にわたり子どもたちに親しまれた山下町の駄菓子店「栃木屋」が先月27日、惜しまれつつ閉店した。半額セールをしたこの日は親子2世代の常連客ら多くの客が駆け付け、名残を惜しんだ。足の痛みで重い荷物の持ち運びが困難になっていた店主の黒田靖枝(くろだやすえ)さん(78)。「やりきりました」とすがすがしい笑顔を見せた。