県内蔵元の日本酒がずらりと並ぶ酒屋=5日午後3時55分、宇都宮市宮みらい1丁目

 「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された5日、県内の酒造関係者や酒店からは「酒文化を後世に伝えたい」「栃木の地酒の魅力を知ってほしい」などと喜びの声が上がった。日本酒の国内市場が縮小傾向にある中、関係者は輸出拡大や消費量の増加につながると期待を寄せている。