仲良く給食を楽しむ乙女、網戸両小児童

 【小山】来年4月に網戸(あじと)小と統合する乙女小で17日、両校児童の合同給食が行われ、食を通して交流を深め合った。

 来年4月に新たな乙女小としてスタートを切る両校の児童に、安心して学校生活を送ってもらおうと企画。9月にスタートした交流授業に続く事業として初めて実施された。

 この日は網戸小の3~5年生14人が乙女小を訪れ、8クラスに分かれて授業を共にした。

 給食時には網戸小の戸井理香(といりか)校長も5年生のクラスに同席し、「おさかな丼」「根菜のごま汁」といったメニューを両校児童と一緒に楽しんだ。

 食後には、校庭で両校が一体となった鬼ごっこも行われ、子どもたちは大きな声を上げながら汗を流していた。

 網戸小5年横田寧々(よこたねね)さん(10)は「給食ではごま汁がおいしかった。新しい友達ができたのがうれしかった」と満足そう。乙女小4年森田莉那(もりたりな)さん(10)も「友達が増え、4月になるのが楽しみ」と白い歯を見せた。