県は19日までに、県民に県産牛肉の消費を呼びかける運動「も~っと Meat とちぎ」を始めた。関係団体と連携し、年間を通じてキャンペーンなどを実施する。
飼料価格の高騰や、物価高による牛肉の消費低迷で経営が厳しい農家を支援するために企画した。農業団体や飲食店、流通関係者などと共に、交流サイト(SNS)での情報発信やイベント開催など、さまざまな手法で消費を促す。毎月3~10日を重点推進期間「もっとミートウィーク」に設定し、取り組みを強化する。
現在はとちぎ農産物マーケティング協会などが来年1月31日までプレゼントキャンペーンを行っているほか、県職員向けに県産牛肉の販売も実施した。県畜産振興課の担当者は「各団体と何かできるかを検討し、効果的に県産牛肉の消費を促していきたい」と話した。