オリジナルのフルーツサンドカーを完成させた親子

 【栃木】食べ物の大切さを楽しく学んでもらおうと、親子でフルーツサンドを作るワークショップが16日、藤岡町藤岡のふじおか幼稚園で初めて開かれた。

 子育て支援事業の一環として、同園と河合町のサンドイッチ専門店「eat me sandwich(イートミーサンドイッチ)」が企画した。

 0~3歳の未就学児と保護者の20組が参加。余りがちな食パンとホイップクリーム、果物を使い、車に見立てた「フルーツサンドカー」作りに挑戦した。

 同店店長の籠谷(こもりや)めぐみさん(38)が講師を務めた。親子は食パンをタイヤの丸形にくりぬいたり、イチゴやミカン、キウイ、バナナを自由に盛り付けたりしてオリジナルの“1台”を完成させた。

 2歳の長男と参加した藤岡町部屋、パート従業員若林文香(わかばやしあやか)さん(37)は「息子は家であまりパンを食べないけれど、大好きな車にしたら食べてくれた。クリスマス前に一緒に作れて楽しかった」と満足そうに話した。