県が県内の小中高生や若者から募集したモニターに「家事や育児は女性がするべきか」と尋ねたところ、「そう思わない」との回答が6割を占めたことが22日までに、県のまとめで分かった。「どちらかと言えばそう思わない」も含めた否定派は約8割に達し、固定的な性別役割分担意識にとらわれていない傾向がうかがえた。一方で「性別による向き・不向きがある」と考える回答が小学生にもあり、県教委は幼少期におけるジェンダー教育も推進するとしている。