大作「足尾の今-残された煙突2011」の前に立つ鈴木さん。半世紀近く現地へ足を運び続けている=2024年12月中旬、埼玉県草加市

 足尾銅山の関連史跡など「足尾」を題材にした作品を半世紀近く描き続ける埼玉県草加市、画家鈴木喜美子(すずききみこ)さん(81)の個展が14~19日、同県立近代美術館(さいたま市)で開かれる。歴代の作品からえりすぐった油彩画83点を展示し、終了後は日光市足尾地域で古河機械金属などが建設を進める「足尾銅山記念館」に収蔵される予定だ。