Vネットのラジオ番組で阪神大震災について語り合う野田さん(左端)や佐藤総局長(右端)=7日夜、宇都宮市江野町

Vネットのラジオ番組で進行役を務める野田さん=7日夜、宇都宮市江野町

Vネットのラジオ番組で阪神大震災について語り合う野田さん(左端)や佐藤総局長(右端)=7日夜、宇都宮市江野町 Vネットのラジオ番組で進行役を務める野田さん=7日夜、宇都宮市江野町

 阪神大震災を機に発足した認定NPO法人「とちぎボランティアネットワーク」(とちぎVネット)が、宇都宮市のコミュニティーFM「ミヤラジ」で、災害や貧困といった支援の取り組みを発信し続けている。2017年3月の番組開始から約8年。若者世代に関心を持ってもらおうと、Vネットにインターンで関わる大学生が進行役を務める。今月上旬の放送では発災から30年となる大震災をテーマに、災害と支援について語り合った。

 「被災地支援の中で困難だったことは何ですか」

 同市内のミヤラジスタジオ。毎週火曜日午後7時からのVネットの番組「みんながけっぷちラジオ」の中で、進行役の宇都宮大1年野田小百合(のださゆり)さん(19)が問いかけた。