【那須塩原】黒磯観光協会は15日から「黒磯雛(ひな)めぐりスタンプラリー」を開催する。3月31日まで。
日本の伝統文化を継承しつつ、観光の活性化につなげようと実施。黒磯、鍋掛、東那須野、高林、板室温泉の計5地区の旅館や飲食店など合わせて30カ所でひな人形の展示などを行う。
全地区のスタンプを最低1個以上(計5個)集めると、板室温泉の宿泊券といった景品の抽選に応募できる。台紙は各対象施設に設置している。
百村(もむら)の旅館「奥那須・大正村 幸乃湯温泉」はすでに31組のひな人形を設置した。明治時代に作られたおひなさまなどが並び、宿泊客らを楽しませている。
同旅館の宿主荻原正寿(おぎわらまさとし)さん(64)は「おひなさまの衣装の違いなどをのんびりと楽しんでもらえれば」と呼びかけた。対象施設は同協会のホームページなどから確認できる。
(問)同協会0287・74・2822。