1月15日は「いちご王国・栃木の日」。栃木県内の2025年産(24年秋~25年春)イチゴの作付面積(JAグループ分)は、王国を長年けん引してきた「とちおとめ」が全体の15%まで減少し、「とちあいか」が81%に上った。“王国”の大黒柱として急成長したとちあいか。着実に進む主力品種の世代交代に一抹の寂しさを覚えた中、ふと「とちおとめ」の前のエース「女峰」が気になった。女峰は今どうなっているのか。県内の現場を訪ねた。

女峰
県農政部によると、女峰はさかのぼること40年前、1985年に品種登録された。当時、需要が高まるクリスマス商戦に出荷が間に合う品種がない中、特別な処理をしなくても年内から出荷できたのが女峰だった。
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