【栃木】イチゴの収穫シーズンを迎える中、JAしもつけ地区農産物等盗難防止対策推進協議会は14日、大宮町の同JA栃木青果物集荷所で盗難防止の啓発活動を行った。
協議会は同JAや栃木署、県下都賀農業振興事務所などで構成。同署員らが、イチゴの出荷に訪れた農家にチラシを配布するなどして注意を呼びかけた。
県内では2023年に農作物の盗難が約50件あり、イチゴやナシの被害が多かったという。同事務所の長谷川勉(はせがわつとむ)さん(65)は「野菜が高騰して高く売れるため、盗難の危険性が高まっている。地域の方への協力を呼びかけたい」と話した。