要望書を中村教育長(左)に手渡す検討会の阿久津副会長

 【鹿沼】市教委の市小中学校再編計画(2024~33年度)で、再編の枠組みが決まっていなかった南摩地区の住民らでつくる「南摩地区の学校再編に関する検討会」(赤坂日出男(あかさかひでお)会長、17人)は17日、市教委に南摩、上南摩の両小学校を統合し新校を設置することなどを求める要望書を提出した。同じく枠組みが決まっていなかった板荷(いたが)地区からも要望書が提出されており、市教委は近くそれぞれの内容を踏まえて両地区の枠組みの方針を決定する。市内34小中学校を約20校とする大規模再編計画は、対象12地区全てで再編の枠組みが決まる見通しとなった。