植樹したムクロジに土をかぶせる松島智さん(手前中央)、智子さん(右から2人目)夫妻。右は野澤宮司

植樹したムクロジに土をかぶせる松島智さん(手前中央)、智子さん(右から2人目)夫妻。右は野澤宮司

 【真岡】長沼八幡宮(はちまんぐう)は23日、崇敬者の下野市下古山、会社員松島智(まつしまさとし)さん(63)、智子(ともこ)さん(56)夫妻から寄贈を受けたムクロジの若木を境内に植樹した。松島さんは「元伊勢」と呼ばれる籠(この)神社(京都府宮津市)の神木の種から10年以上をかけて自宅で育てた。もとのムクロジは現存しておらず、同八幡宮の神木だった大ケヤキも2021年秋に伐採されており、継承のご神木として大切に育てていく。