「昭和あります」。往時のモノを店内に所狭しと並べた大田原市中央1丁目の喫茶店「ひとやすみ あのころ」が、昭和世代の心を捉えている。展示は60代の店主夫妻が捨てることなく大切に持ち続けてきた、半世紀も前のウルトラマンカードや初代リカちゃん人形など約2千点だ。ナポリタンやクリームソーダなどを味わいながら、懐かしい曲を聴き、漫画、雑誌をめくって昭和に浸れる空間だ。
夫妻は同市山の手2丁目の平山仁(ひらやまひとし)さん(64)と真理子(まりこ)さん(63)。
仁さんは医療機器メーカーを定年退職後、すぐに店をオープンしようと考えていたが、あいにくの新型コロナウイルス禍。収束まで「4年我慢して」、昨年8月に開店した。場所は中央多目的公園西側の「レトロなマンション」(仁さん)の1階だ。「まんがとロックとアイビーと」とうたって、金~月曜の午前10時~午後5時に営業する。
2人は幼い頃から、モノを集めてきた。展示品はその一部だ。
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