厳寒の中で水行を行う男性ら

水行の後、本尊を遷座する男性ら

厳寒の中で水行を行う男性ら 水行の後、本尊を遷座する男性ら

 小山市で24年に1度行われる乙女不動尊の本尊御開帳を来春に控え、前年祭の「御守替(おもりかえ)」が8日夜、小山市乙女1丁目の泉龍寺で行われた。厳しい冷え込みの中、地元の若者らが不動池で「水垢離(みずこり)」と呼ばれる水行で心身を清めた後、本尊を本堂に移した。

 鎌倉時代に日光からもたらされたとされる乙女不動尊像は秘仏とされ、通常はお堂の奥に安置されている。御開帳は24年に1度、午(うま)年に行われ、来年は4月25~29日の予定。