スマートフォンアプリを活用した市民サービスの提供が増えている。宇都宮市は昨年12月時点で、15のアプリを活用。内容は子育て支援や健康増進、防災、環境対策推進など実に多彩だ。急速に進むデジタル化や官民連携の流れで、この数年で急増した。意外と知られていない便利ツールを紹介する。
この数年で急増、課題も
宇都宮市が活用する15種類のアプリのうち、2023、24年度の開始が七つと全体の約半数を占める。

また、市が同年に策定した第6次総合計画後期基本計画で「共創のまちづくり」の強化を明記。官民連携がデジタル分野に広がりをみせた。
市のアプリ第1号は観光スポットやお薦めルートなどを紹介した「宇都宮市観光アプリ」で、15~20年度に運用した。観光客がアプリをダウンロードして使う点などがハードルとなり、利用は伸びなかった。
続いて、県内初のごみ分別アプリ「さんあ~る」が15年7月にスタート。ごみの出し方や収集日を確認でき、現在も運用が続く。
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