栃木県立高の全日制56校、定時制7校の卒業式が3日、各校で行われ、計約1万人が学びやを巣立った。2022年度に男女共学となった宇都宮中央高では、1期生269人が卒業証書を受け取った。
同校は宇都宮中央女子高を共学化して開校した。24年度の卒業生は総合家庭科41人、普通科228人。

教室で記念撮影をする卒業生ら
高木伸一(たかぎしんいち)校長の式辞などに続き、卒業生代表として岡流空(おかりゅうく)さん(17)が「私たちは1期生という歴史の始まりを築いたことに誇りを持ち、新たな未来の創造に向けて歩みを進めていく」と答辞を述べた。
式典終了後、卒業生はそれぞれの教室で記念写真を撮るなど、級友や恩師との別れを惜しんでいた。
県教委によると、一部の定時制や特別支援学校などの卒業式は、4日以降に順次行われる。