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 東日本大震災の発生から14年を迎えるのを前に、「オンデマンド調査報道(JOD)パートナーシップ」の記者講座が2月18~20日、岩手県釜石市などの沿岸部で開かれた。読者とつながる報道に取り組む全国のローカルメディアから、下野新聞「あなた発 とちぎ特命取材班」の記者など16社約20人が参加。被災者の話に耳を傾け、災害への備えや正しい知識の重要性を再確認した。

 

平時の訓練が命救う 「自分を守る」防災教育

 記者が訪れたのは、大震災で津波に襲われた釜石市北部の鵜住居(うのすまい)地区。市内で最大の被害を受けた。

津波で甚大な被害を受けた岩手県釜石市鵜住居地区。中央左側に鵜住居小と釜石東中の校舎が並ぶ=2011年3月23日撮影(岩手県のいわて震災津波アーカイブより、釜石市提供)
津波で甚大な被害を受けた岩手県釜石市鵜住居地区。中央左側に鵜住居小と釜石東中の校舎が並ぶ=2011年3月23日撮影(岩手県のいわて震災津波アーカイブより、釜石市提供)
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