広域的な連携の連絡体制や手順を確認した大規模林野火災の図上訓練

 【真岡】芳賀地区広域行政事務組合消防本部は12日、大規模林野火災を想定した初の図上訓練を、県消防防災航空隊や宇都宮市、小山市、石橋地区の各消防組織と連携して実施した。

 芳賀地区消防の48人は、岩手県大船渡市で発生した大規模山林火災の現場で活動したばかり。2021年に足利市で発生した山林火災を含め、一消防組織だけでは立ち向かえない規模の災害に対応した経験や訓練の教訓を足元の地域に生かしていく考えだ。