映画上映とトーク会のチラシ

 【佐野】子どもの居場所づくりに取り組むNPO団体「ちょこっと」は16日、堀米町の城北地区公民館で里親などが実情を語るドキュメンタリー映画「思い出がありすぎて~それぞれにとっての家族の形~」を上映する。映画を企画・制作した市出身の稲塚由美子(いなづかゆみこ)さんと、県南地区里親会の山田(やまだ)セツ子(こ)会長とのトーク会も開く。

 同団体は地域型子ども食堂や居場所作りの運営などを、高齢者の支援を行う認定NPO法人「まごの手」の協力を得ながら活動している。

 さまざまな立場の子どもたちがいることを市民に知ってほしいと、昨年から映画上映とトーク会を実施。今回は里親や里子、実子の当事者にインタビューした映画を約30分にまとめたダイジェスト版を放映する。

 トーク会では映画制作の裏話や、里親の現状などを語り合う。同団体の熊倉百合子(くまくらゆりこ)代表は「活動している人たちを見て、子どもたちへのサポートを一緒に考えるきっかけになれば」と来場を呼びかける。

 午後1時半~3時半(1時受け付け開始)。入場無料。定員60人で、電話申し込み優先。(問)同団体090・1253・7233。