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 「ロボット競技の甲子園」とも評される全国高校ロボット競技大会が2024年10月、全国有数のものづくり県である本県で初めて開催された。ロボット競技をテレビで見たことがある人はいるかもしれないが、普段、生徒たちはどんな活動をしているのか-。昨年の県コンテストで優勝し、県代表として全国大会に出場した真岡工業高を訪れると、ものづくり県ならではといえる高校生の姿があった。

 自由自在にスムーズに動き回りながら、大きさや材質の異なるボールをアームで持ち上げ、運ぶ。昨年の全国大会に出場した、真岡工業高生産機械研究部の生徒が手がけたロボットだ。

 大会には、自律型とコントローラーを使った操作型の2種類のロボットで挑み、コース内で物を運ぶ正確さと速さを競った。物を運ぶという設定は例年と同じだが、コースの形状や運ぶ物、制限時間などのルールは毎年異なる。