小学生にオカリナを指導するガリアーニさん(中央)

中学生にオカリナを指導するガリアーニさん(左)

小学生にオカリナを指導するガリアーニさん(中央) 中学生にオカリナを指導するガリアーニさん(左)

 【野木】オカリナ発祥の地イタリア・ブードリオの七重奏グループ主要メンバーのファビオ・ガリアーニさん(57)が20日、日東工業エニスホールで町内のオカリナグループ「エニスオカリーナ」の小中学生計8人に公開レッスンを行った。

 同ホールで同日、小山市在住のオカリナ奏者山村多恵子(やまむらたえこ)さん(61)らと公演を行うのに合わせて開催。ガリアーニさんは「音程を合わせることが大切」「ゆっくり正確にできるようになったら速度を上げて」などとアドバイスしながら、一人一人の指先や息の使い方を丁寧に指導した。

 レッスン後には小型のオカリナなどを使った演奏を披露し、「生涯を通じて音楽を楽しんでくれたらうれしい」と子どもたちにエールを送った。

 指導を受けた野木第二中2年長南有芽(ちょうなんゆめ)さん(14)は「本場の先生から指導してもらえて光栄。自分が気にしていなかった音程なども細かく教えてもらい、良い経験になった」と話していた。